特殊SM相対性理論


最近僕が提唱している理論。人同士が1対1の関係性においてその役割としてのSとMがどのように決定されるかということに対する考察です。名前に特殊という単語がついているのは、1対1の関係性を念頭に置いているからです。多対多の関係性をSMという観点から論じることができれば、一般という単語が適用できると思います。


皆さんも経験があると思いますが、人と人が1対1の関係性を形成する際、大体の場合どちらかがSに、もう一方ががMになります。この関係性はどのように決定されるのでしょうか?


人には精神的なパラメータとしてSM固有値があると考えられます。つまり、自分はどの程度Sか、どの程度Mか、ということを表現する値です。重要な点は、SM固有値はある一人の人との具体的な関係から定義される相対値ではないということです。SM固有値は厳密に言うなら「自分は傾向としてどの程度SもしくはMか」という属性を定量的に評価する絶対値です。特殊SM相対性理論では、このSM固有値に注目しています。また、「俺ってややMだよ」「俺はSだね」って言う会話は飲み屋でよく行われていると思います。今この瞬間にも世界中のどこかでそのような会話がなされていることでしょう。実感としてのSM固有値はこのように表現されていると考えられます。


特殊SM相対性理論は、このSM固有値を通して1対1の関係性におけるSとMの分化を論じます。手っ取り早く言うと、「1対1の関係性においてSとMが決定される際、相対的にSM固有値がSに近いほうがSになり、Mに近いほうがMになる」ということです。


具体的な例をあげると。SM固有値を0-100の百段階で評価し、0が超ドMで100が超ドSとします。もちろんSM固有値100と0の二人の関係性は、0のほうかMとなり、100のほうがSになります。しかしながら0と10の二人の関係性はどうなるでしょうか。これは10のほうがSとなり、0の方がMとなるでしょう。また90と100の二人はどうでしょうか。この場合は100のほうがSとなり、90のほうがMとなるでしょう。


このように「1対1の関係性におけるSとMは、各々がもつSM固有値の相対性によって決定される」ということが、SM相対性理論の全容です。


しかし仕事で疲れているとはいえ、ひどい文章だな。